概要

ペタンクは、目標玉(ビュット)に金属製のボールを投げ合って、得点を競うスポーツです。どれだけ目標球(ビュット)の近くにボールを集められるかがポイントです。



ボールとビュット

■ボール
・直径:だいたい8cmくらい
・重量:大体、700g前後

ステンレスや鋼鉄製です。


■ビュット
・木やプラスチック製です

得点表のつけ方が独特なので、最初は戸惑います。 慣れれば、非常に合理的であることが判るのですが・・・。 最初は、知っている人にやって見せてもらうのが一番です。

また、フランス発祥の競技であるため、聞きなれない単語が飛び交います。 メーヌ,ビュット,ポワンテ,ティール・・・・まぁ、気にせずに、日本語で行きましょう。




競技方法

ゲームの形式は、1人対1人,2人対2人,3人対3人があります。一般的なのは、3人対3人でしょうか。

13点先取したチームが勝ちです。では、どうなったら、得点になるのでしょうか?

【まずは、ゲームの準備から】

(1) 先攻チームが、目標玉(ビュット)を投げて、目標位置を決める。

大体、6m~10m離れた位置に。
いまいち・・・な位置になったら、やり直し。


【投球開始】

(2) 先攻チームが、目標球(ビュット)めがけて、ボールを1球だけ投げる。

これで、先攻チームが、 『自分たちのチームのボールが、最もビュットに近い』という状態になります。

まぁ、1球しかないのですから、当たり前ですね。

ここで後攻チームに交代します。


【交代のタイミング】

(3) 後攻チームが、目標球(ビュット)めがけて、ボールを投げる。

後攻チームは、 『自分たちのチームのボールが、最もビュットに近い』 状態になるまで、ボールを投げ続けます。

少しややこしいのですが、これが、交代の条件です。

(それ故に、上記(2)でも、1球投げて交代なのです)

場合によっては、後攻チームが全部のボールを投げきってしまうこともありえます。


【全てのボールを投げ終わったら、1メーヌ終了・・・・・得点計算】

(4) 『自分たちのチームのボールが、最もビュットに近い』状態になるたびに交代して、両チームが全てのボールを投げ終えたら、1メーヌ終了。

得点例

ここで得点を数えます。

数え方は単純。

『相手チームよりも目標球(ビュット)に近いボールが何個あるか』
です。

微妙な場合は、メジャーで測定します。
得点表のつけ方はこちら


(5) 次のメーヌは、今現在、目標球(ビュット)がある位置から開始。

勝ったチームがビュットを投げ、(1)からの流れを繰り返します。


(6) これを繰り返し、13点を先取した方が勝ち。

予選会では、11点にしたり時間で区切ったりすることもあるようです。

外部リンク
日本ペタンク協会
日本語版Wikipediaリンク



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